壁紙作りを始めるまでの道のり
ちょうど 6 年前、ボラスタピーターから連絡を受け、彼らのブランド Engblad & Co の壁紙をデザインしないかどうか尋ねられました。半年ほど前、私は今後のトレンドについてのインスピレーションデーに参加しており、そこでたまたまその会社の従業員数名と話をすることになりました。デザイン チームが翌年のコレクションに取り組んでいたときに、そのうちの 1 つが頭に浮かびました。
結局のところ、私は壁紙のパターンを作成したことがなかったので、編集委員会との最初の会議でフォルダーからすべての図面を取り出したとき、非常に緊張したのを覚えています。
どういうわけか、当時私はサンゴを描くのに夢中だったので、魚、サンゴ、クラゲがいる熱帯の水中の世界、水中パターンを作ろうということになりました。もしかしたら、彼らが考えていたコレクションに収まるかもしれません。それは「ラウンジ リュクス」と呼ばれ、落ち着いた、少しレトロなホテル環境にそのアイデアをもたらします。
家に帰って、早速パーツを組み合わせて型紙を作ってみたのですが、なんだか子供っぽくなりすぎているような気がしました。絵自体はとても素敵に描かれていましたが、私のカラフルな魚は、豪華なホテルのロビーよりも子供部屋の壁紙の方がよく似合います。
パターンのパーツを描画したら、コンピュータ内の Photoshop と呼ばれるプログラムを使用してパターン レポート自体を組み立てます。そこで、パターンに良い流れが得られるまで、パーツを移動したり、サイズや色を変更したりできます。
次に、パターンの最もカラフルな部分をトーンダウンしようとしましたが、うまくいきませんでした。ダイビングをする人のほとんどが、バルト海よりも熱帯の海でダイビングをしたいと思うのには理由があります。
Photoshopにはブレンディングモードという機能もあります。さまざまなブレンド モードを選択することで、画像内の光、強度、色をさまざまな方法で変更できます。そこで、ブレンドモードのリスト全体を試しましたが、ここでも機能しませんでした。
Luminiscens という最後のモードに到達するまでは、ビンゴでした。そこでは、背景色以外のすべての色が突然消え、私のパターンは子供部屋の壁紙から、ラウンジ リュクス コレクションにぴったりと合う落ち着いたエレガントなパターンに変わりました。他のパターンの中でもやはり目立っていました。私が描いていた色はすべてなくなってしまったにもかかわらず、私の魚やサンゴはまだ残っていました。ただ、私自身が最初に想像していたものとは全く違っていました。
今年の変わり目に、Engblad & Co のカタログから Lounge Luxe コレクションがリリースされました。私のパターンの名前となったミラマーは、実際、コレクションに含まれるパターンの中で最も人気のあるパターンの 1 つになりました。 ここ 壁紙がどのようになっているかわかりますか。ご興味のある方は、当社の倉庫に壁紙が数ロール残っています。それで、その物語がすべてです。でも、柄自体は残っているので、近いうちに生地として購入できるようになるかもしれません。